THE AGENT企業情報グロービング
Company File

グロービングの転職・中途採用
平均年収1,599万円 — 上場した新興戦略コンサル×生成AIの急成長株

2026.09.03 公開|THE AGENT編集部

平均年収ランキング2026で20位(1,599万円・平均35.4歳)。TOP20で最も若い平均年齢で滑り込んだのが、2024年11月に東証グロースへ上場したばかりの戦略コンサルティングファーム、グロービングです。

創業は2017年、コンサル事業の本格開始は2021年。わずか数年でランキング常連の大手と並ぶ報酬水準に達した新興ファームの中身と、コンサル転職市場での位置づけを整理します。

Summary
  • グロービングはアクセンチュア・PwC等の出身者である輪島総介氏らが2017年に創業した戦略コンサルファーム。「べき論で終わらず実行と成果にコミットする」を旗印に、大手企業のトップマネジメント向け案件で急成長し、2024年11月に東証グロース上場。
  • 平均年収1,599万円は平均35.4歳という若さを踏まえるとTOP20でも実質上位級。コンサル業界の構造通り、職位(コンサルタント→マネージャー→パートナー)で報酬が階段状に上がる。
  • 採用はパートナー・マネージャー級の即戦力コンサルタントの中途採用に注力(上場時の成長戦略にも明記)。大手ファーム在籍者の「次の一手」として、ベンチャーファーム路線の有力な選択肢。
1,599万円
平均年収(有報)
平均35.4歳
2024年11月
東証グロース上場
2017年
鎌倉で創業
2021年に事業本格化
2本柱
コンサルティング
+クラウドプロダクト(SaaS)

出典: 同社有価証券報告書(2026年9月時点の最新期)ほか公開情報。順位は平均年収ランキング2026参照

Chapter 130秒でわかる結論 — グローバルファーム出身者が作った「次のコンサル」

一言で

グロービングの提供価値は「戦略を描いて終わり」ではなく「クライアントが自走できるまで実行に入り込む」こと。さらにコンサルで得た知見をSaaS化するクラウドプロダクト事業を併走させ、人月ビジネスの限界を超えようとしている——ここが従来型ファームとの違いです。

項目内容
会社グロービング株式会社(証券コード277A・東証グロース)。2017年1月、輪島総介氏・林直毅氏が神奈川県鎌倉市で設立。2024年11月29日上場
創業者代表の輪島総介氏は三菱自動車を経てアクセンチュア、PwCコンサルティングに在籍したコンサル出身の経営者
事業①コンサルティング(戦略〜実行支援、生成AI活用に強み)、②クラウドプロダクト(セールススイート等の自社SaaS)
成長コンサル事業本格開始(2021年)から数年で売上数十億円規模へ急拡大。パートナークラス中心の中途採用で人員を増強
位置づけグローバルファーム出身者による国産ベンチャーファーム。上場企業としての透明性を持つ点が同規模ファームとの差別化

Chapter 2年収1,599万円の解剖 — 35.4歳で1,599万円の意味

1,599万円という平均を平均年齢35.4歳で読み解くのがこの会社の正しい見方です。総合商社の2,000万円は平均42歳の数字であることを考えると、年齢補正後の水準はTOP20の中でも上位級。構造はコンサル業界の標準で、コンサルタント800万〜1,200万、マネージャー1,300万〜1,800万、パートナーはそれ以上+株式インセンティブという職位階段が水準感です(公開情報ベースの推計)。上場企業なのでストックオプション等のエクイティが絡み得る点は、大手ファームにはない魅力として提示できます。

Chapter 3事業分析 — 実行コミット型×SaaSのモデル

ビジネスは2階建てです。1階のコンサルティング事業は、日本の大企業のトップマネジメント向けに戦略から実行までを一気通貫で支援するモデルで、特に生成AIの業務実装を強みとして打ち出しています。2階のクラウドプロダクト事業は、コンサルの知見をSaaS(営業支援・調達分析等)としてプロダクト化する試み。コンサル業界の宿命である「人が増えないと売上が増えない」人月構造に、ストック型のプロダクト収益を重ねる設計です。リスクを言えば、急成長ファームの常として採用の質の維持と大型案件への依存度が試金石。上場企業ゆえ有報・決算で成長の質を確認できるのは、候補者にとって安心材料です。

Conclusion採用とエージェントの実務 — コンサル転職市場での位置づけ

コンサル転職市場でのグロービングの位置づけは、「大手ファームの中堅〜シニアが、裁量と上場ベンチャーの成長果実を求めて移る先」です。採用はパートナー・マネージャー級への注力が公表されており、BIG4・アクセンチュア・戦略系の在籍者が主戦場。若手ポテンシャル採用の門は相対的に狭いと考えるべきです。エージェントの実務は、①大手での案件実績を「業界×テーマ×役割」で棚卸しする、②「なぜ大手を出てベンチャーファームか」に成長スピード・経営との距離という前向きな軸を作る、③ケース面接と実績プレゼンの両方を準備させる。コンサル業界の全体地図はコンサル転職 完全ガイド、大手との比較はベイカレントアクセンチュアと並べて提案してください。

出典・注記
  • 平均年収・平均年齢は同社有価証券報告書「従業員の状況」(2026年9月時点で入手可能な最新期・単体)に基づく
  • 創業・上場・事業は同社公表資料(IR・FAQ)および上場時の公開資料に基づく。職位別年収はコンサル業界の公開調査に基づく推計
  • 役職別・年代別の水準感は口コミ・調査ベースの推計であり、個別のオファー条件を保証するものではありません。ロゴ・社名は同社の商標であり、本記事は同社と提携関係にありません