この記事の要点
- Slackは、二度失敗したゲームの副産物として生まれた。バターフィールドは作りたかったものが二度失敗し、その過程で作った道具(FlickrとSlack)が二度成功した。失敗の中に残ったものを見る目が、事業を作った。
- 作りたかったものは、売れなかった
- 失敗を、資産にした
- メールを、置き換えた
Founded2013年
Founderスチュワート・バターフィールド
CategoryIT・SaaS
Slackは、失敗したゲームの副産物です。スチュワート・バターフィールドは、2002年にゲームを作ろうとして失敗し、その中で作った写真共有ツールをFlickrとして売却。2009年に再びゲームを作ろうとして失敗し、開発チームの社内チャットとして作ったものを2013年にSlackとして公開しました。二度とも、本業が失敗し、副産物が成功しています。
Chapter 01年表Slackの歩み
2002ゲーム「Game Neverending」に失敗副産物の写真共有Flickrを2005年にYahoo!へ売却
2009ゲーム「Glitch」を開発2012年に失敗し、終了
2013Slackを公開Glitchの開発で使っていた社内チャットを製品化
2019ニューヨーク証券取引所に直接上場ビジネスチャットの代表格に
2021Salesforceが買収約277億ドル
Chapter 02作りたかったものは、売れなかった
バターフィールドが作りたかったのはゲームでした。作りたかったものが二度失敗し、その過程で作った道具が二度成功した。Chatwork、Shopifyと同じ、道具が本業になる型の最も極端な例です。
Chapter 03失敗を、資産にした
二度目の失敗のとき、バターフィールドはチームを解散する前に、社内チャットが外でも使えると気づきました。失敗の中に残ったものを見る目が、Slackを生んだ。
Chapter 04メールを、置き換えた
Slackは、社内のメールを会話に変えました。Chatworkが中小企業を選んだのに対し、Slackはテック企業から広がった。同じチャットでも、入口の市場が違います。
Chapter 05エージェントがこの物語から読み取るべきこと
Slackは、「失敗の中に残ったもの」を事業にする視点を示します。候補者が失敗した経験を語るとき、そこで何を作り、何が残ったかを問う材料になります(営業の再現性)。Chatwork、Shopifyとあわせて。
この記事の情報源
- 各社の有価証券報告書・適時開示(沿革、業績、資本構成など)
- 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
- 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
- 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
KEY POINTS
この記事のポイント
1作りたかったものは、売れなかったバターフィールドが作りたかったのはゲームでした。作りたかったものが二度失敗し、その過程で作った道具が二度成功した 。
2失敗を、資産にした二度目の失敗のとき、バターフィールドはチームを解散する前に、社内チャットが外でも使えると気づきました。失敗の中に残ったものを見る目が、Slackを生んだ。
3メールを、置き換えたSlackは、社内のメールを会話に変えました。Chatwork が中小企業を選んだのに対し、Slackはテック企業から広がった。
よくある質問
Aスチュワート・バターフィールドです。2009年に始めたゲームの開発で使っていた社内チャットを、2013年にSlackとして公開しました。以前にも失敗したゲームの副産物としてFlickrを作っています。
Aゲーム「Glitch」の開発チームが社内の連絡に使っていたチャットが、ゲームの失敗後に外部でも使えると気づき、製品化されたためです。
まとめ
Slackは、二度失敗したゲームの副産物として生まれた。バターフィールドは作りたかったものが二度失敗し、その過程で作った道具(FlickrとSlack)が二度成功した。失敗の中に残ったものを見る目が、事業を作った。
Ask AIこの記事をもとにAIに相談する
記事の内容を前提にして、あなたの状況に合わせた答えをAIに出させます。質問を入れて「ChatGPTで相談」または「Claudeで相談」を押すと、記事の要点と質問がセットになった状態で開きます。
記事本文の要点(見出しと本文の抜粋)がそのままAIに渡ります。Geminiは自動入力に対応していないため、押すとプロンプトをコピーしてGeminiを開きます。貼り付けて送信してください。候補者の実名・企業の機密は入力しないでください。AIの回答は記事の内容に基づく参考情報です。
本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
THE
AGENT
執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営:
株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.20
← ナレッジ一覧に戻る