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Founding Story

STORES​の​創業​ストーリー店を​持たない人に、​店を​持たせる

創業ストーリー 2026.09.21
この記事の要点
  • STORESは2012年、誰でも数分でネットショップを開けるサービスとして始まり、決済やPOSと統合して商いの一連を扱うようになった。入口を無料にして数で成立させる構造を持つ。
  • 小さな商いの、味方
  • オンラインから、店舗へ
  • 複数の会社が、一つになる
  • 小さな事業者の、経済圏
  • 小規模事業者向けSaaSの、仕事の実態

STORESは、誰でも数分でネットショップを開けるサービスです。2012年に始まり、後にhey(現STORES)として決済やPOSと統合されました。

BASEと並び、個人や小さな店が自分の店をネットに持つことを可能にしました。現在は実店舗の決済や予約まで扱っています。

Start2012年ネットショップ作成
Mergehey決済・POSと統合
Nowオンラインと店舗両方を一つに
AT A GLANCE
ひと目でわかる
FOUNDED
2012
STORES.jpを開始
TURNING POINT
2022
社名をSTORESに
TODAY
現在
商いのデジタル化を支える
記事中の事実を要約したものです。出典は本文末の「この記事の情報源」をご覧ください。

Chapter 01年表STORESの歩み

2012STORES.jpを開始無料でネットショップを作れる
2018heyとして統合コイニー(決済)と経営統合
2020年代POS・予約・顧客管理へ実店舗の業務も扱う
2022社名をSTORESにブランドを一本化
2020年代中小事業者の基盤にオンラインと店舗の両方
現在商いのデジタル化を支える決済を軸に周辺へ

Chapter 02構造小さな商いの、味方

大手ECモールに出店するには、費用も手続きも必要です。月に数点しか売れない規模では、割に合わない。

STORESは、その手前の層を対象にしました。作るのは無料、売れたら手数料。始める障壁をゼロに近づけています。

始める費用がゼロなら、試す人の数が桁違いに増える。その中から伸びる店が出る。入口を無料にする設計

BASEの初期費用ゼロ、PayPayの還元。入口の障壁を下げ、規模が出てから回収するという同じ型です。

Chapter 03展開オンラインから、店舗へ

小さな事業者は、ネットと実店舗の両方で商売をしていることが多い。しかし別々の仕組みを使うと、在庫も顧客も分断されます。

領域扱うもの
ネットショップオンラインの販売
決済(キャッシュレス)店頭での支払い
POS・レジ店頭の売上管理
予約サービス業の集客

商いの一連をまとめて扱うことで、事業者は一つの画面で状況を把握できます。SmartHRの労務を入口にした展開と同じ構造です。

Chapter 04統合複数の会社が、​一つになる

2018年、STORES.jpと決済のコイニーが統合してheyが生まれました。違う機能を持つ会社が一つになることで、事業者の業務を広く覆えるようになります。

ただし統合には難しさもあります。文化も製品もシステムも違う。双日、TIS、LIXILと同じ課題です。

2022年にブランドを一本化したのは、統合を完了させるという意思表示でもありました。

Chapter 05現在地小さな事業者の、経済圏

個人や小規模事業者の数は膨大です。一社あたりの取引は小さくても、数で成立する。

MonotaRO、freee、大塚商会。中小や個人を大量に顧客にする事業は、日本市場において大きな可能性を持ちます。

一方で、解約も容易です。小さな事業者は事業自体をやめることもある。継続率の維持が常に課題になります。

Chapter 06実務小規模事業者向けSaaSの、仕事の実態

この領域の企業に転職する候補者は、顧客の数と単価の関係を理解しておく必要があります。

大企業向けSaaS小規模事業者向け
1社の単価年間数百万円月数千円
顧客数数百社数万〜数十万
営業訪問・提案が中心広告と自動化が中心
サポート専任の担当がつく仕組みで対応する
求められる力関係構築・提案設計・改善・数字の分析

「SaaSの営業をやりたい」という候補者が、小規模事業者向けの企業に入ると、想像していた仕事と違うことがあります。訪問して提案する機会がほとんどないからです。

顧客単価から逆算すれば、仕事の形はほぼ決まります。この読み方を身につけると、求人票からでも実態が推測できます。

For Agentsこの物語を、面談でどう使うか
入口の設計を考えるとき

始める費用をゼロに近づけると、試す人の数が桁違いに増えます。

統合した企業を見るとき

ブランドの一本化は統合を完了させる意思表示であることがあります。

小規模顧客の事業を評価するとき

数で成立する一方、解約も容易です。継続率が最重要の指標になります。

Q
SaaS企業の仕事の実態はどう読めますか?
A
顧客単価から逆算できます。単価が低ければ訪問営業ではなく仕組みでの獲得と改善が中心になります。
KEY POINTS
この記事のポイント
1構造小さな商いの、味方大手ECモールに出店するには、費用も手続きも必要です。月に数点しか売れない規模では、割に合わない 。
2展開オンラインから、店舗へ小さな事業者は、ネットと実店舗の両方で商売をしていることが多い。しかし別々の仕組みを使うと、在庫も顧客も分断されます 。
3統合複数の会社が、一つになる2018年、STORES.jpと決済のコイニーが統合してheyが生まれました。違う機能を持つ会社が一つになる ことで、事業者の業務を広く覆えるようになります。

この記事の情報源

  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。

よくある質問

Q
STORESはどのようなサービスですか?
A
2012年に始まったネットショップ作成サービスです。現在は決済やPOS、予約まで扱い、商いのデジタル化を支えています。
Q
なぜ無料で始められるのですか?
A
始める障壁を下げて試す人の数を増やし、売れた分の手数料で回収する設計だからです。
Q
heyへの統合とは?
A
2018年にネットショップのSTORES.jpと決済のコイニーが統合しました。2022年にブランドをSTORESへ一本化しています。
Q
小規模事業者向けの課題は?
A
数で成立する一方、解約が容易で事業自体をやめる顧客もいるため、継続率の維持が常に課題になります。
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本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.21
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