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Founding Story

BASE​の​創業​ストーリー創業者​・​鶴岡裕太、​大学生が​「母親のための​ネットショップ」​を​作り、​誰でも​店を​持てるプラットフォームにするまで

創業ストーリー 2026.09.20
この記事の要点
  • BASEは2012年、母の相談を起点に鶴岡裕太が創業した。初期費用と月額をゼロにして売れたときだけ手数料を取る構造で、技術の障壁で商売できなかった層に入口を開いた。
  • 「難しいから売れない」という損失
  • 初期費用をゼロにする
  • 小さな事業者を大量に抱えるということ
  • 始めやすさの、その先

BASEは、母親の一言から始まりました。2012年、鶴岡裕太が大分の実家で「パソコンで商品を売りたいけれど、よく分からない」と相談されたことが起点です。

当時もネットショップを作る手段はありました。しかし手数料の体系が複雑で、初期費用がかかり、専門知識が要る。売りたいものがある人が、技術のせいで売れない状態でした。

Founded2012年母の相談が起点
Barrier初期費用ゼロ始める障壁を下げる
Users個人・小規模大手ECが扱わない層
AT A GLANCE
ひと目でわかる
FOUNDED
2012
創業
TURNING POINT
2019
東証マザーズに上場
TODAY
現在
ショップ数200万超規模
記事中の事実を要約したものです。出典は本文末の「この記事の情報源」をご覧ください。

Chapter 01年表BASEの歩み

2012創業鶴岡裕太が設立。母の相談が発端
2012BASEを公開無料でネットショップを開設できる仕組み
2010年代個人・小規模事業者に普及ハンドメイド、小規模ブランドなど
2019東証マザーズに上場ショップ数が大幅に増加
2020コロナ禍で利用が急増実店舗の事業者がオンラインへ移る
現在ショップ数200万超規模決済サービス PAY.JP なども展開

Chapter 02背景「難しいから売れない」という損失

作ったものを売りたい人は、全国にいます。しかしネットショップを開くには、ドメインを取り、決済を契約し、ページを作る必要がありました。

この手間が意味するのは、技術に詳しい人だけが商売できる状態です。商品の良し悪しではなく、ITの知識が商売の条件になっていた。

障壁があるとき、失われているのはその障壁を越えられなかった人の商売である。見えない損失は、市場全体の損失でもある。参入障壁を下げることの意味

Chapter 03設計初期費用を​ゼロにする

BASEの決定的な設計は、初期費用と月額費用をゼロにしたことです。売れたときだけ手数料が発生する。

この構造は、事業者のリスクを消します。売れるか分からないものに、先にお金は払えない。無料なら「とりあえずやってみる」ができます。

完全成功報酬のM&Aキャピタル、初回無料の相談。入口の負担をなくすことが、相談や挑戦の数を変えるという同じ構造です。

Chapter 04構造小さな事業者を大量に​抱えるということ

1店舗あたりの流通額は小さく、多くは月数万円規模です。大手ECから見れば、扱う価値がない層に見えます。

BASE型大手モール型
対象個人・小規模事業者・ブランド
初期費用なし出店料・月額
1店舗の規模小さい大きい
店舗数非常に多い限定的

小さい事業者を大量に抱える構造は、一部が大きく育つ可能性を含みます。無料で始めた店が成長すれば、そのまま大きな取引先になる。

Chapter 05現在地始めやすさの、その先

始めやすさは入口の話です。開設された店の多くは、ほとんど売れないまま止まります。次の課題は売れるようにすることです。

集客の支援、決済の拡充、資金の提供。BASEが周辺サービスを広げているのは、開設のその先に価値を作らなければ事業が積み上がらないからです。

For Agentsこの物語を、面談でどう使うか
相談の入口を設計するとき

初回の負担をなくすことが相談の数を変えます。無料の面談や情報提供が、後の関係につながる構造は同じです。

小さな顧客を扱うとき

今は小さくても育つ可能性があります。規模だけで顧客を切ると、将来の大口を逃すことになります。

候補者の「始めたい」を支援するとき

副業や独立を考える候補者に、始める障壁が下がっている現状を伝えられます。選択肢として知っているかどうかが差になります。

KEY POINTS
この記事のポイント
1背景「難しいから売れない」という損失作ったものを売りたい人は、全国にいます。しかしネットショップを開くには、ドメインを取り、決済を契約し、ページを作る必要がありました。
2設計初期費用をゼロにするBASEの決定的な設計は、 初期費用と月額費用をゼロ にしたことです。売れたときだけ手数料が発生する。
3構造小さな事業者を大量に抱えるということ1店舗あたりの流通額は小さく、多くは月数万円規模です。大手ECから見れば、扱う価値がない層に見えます。

この記事の情報源

  • 各社の有価証券報告書・適時開示(沿革、業績、資本構成など)
  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。

よくある質問

Q
BASEはどのように生まれましたか?
A
2012年、鶴岡裕太が実家で母親から「パソコンで商品を売りたいがよく分からない」と相談されたことが起点です。
Q
BASEの料金体系の特徴は?
A
初期費用と月額費用をゼロにし、売れたときだけ手数料が発生する構造です。事業者のリスクを消して始めやすくしています。
Q
大手ECモールとの違いは?
A
BASEは個人や小規模事業者を対象に初期費用なしで開設できるのに対し、モール型は出店料や月額があり事業者向けです。
Q
始めやすさの次の課題は何ですか?
A
開設された店の多くが売れないまま止まることです。集客支援や資金提供など、開設のその先に価値を作る必要があります。
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本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.20
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