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Founding Story

タナベコンサルティングの​創業​ストーリー​「経営の​相談相手」​として、​日本の​コンサルの​草創期を​作った会社

創業ストーリー 2026.09.20
この記事の要点
  • タナベコンサルティングは1957年、経営コンサルタントという職業がまだなかった日本で田辺昇一が創業した。講演や研修で信頼を作ってから支援につなげる型を確立し、その仕組みを組織に残すことで60年以上続いている。
  • 職業がないところから始める
  • 講演から、支援へ
  • 中堅企業の、経営者本人
  • 長く続くコンサル会社の条件

タナベコンサルティングが創業した1957年の日本に、経営コンサルタントという職業はほとんどありませんでした。田辺昇一が大阪で始めたのは、職業そのものを作る仕事でした。

中堅企業の経営者にとって、外部の人間に経営を相談するという発想自体が新しい。需要を説明するところから始める事業でした。

Founded1957年職業がまだなかった時代
Channel講演・研修集客と支援の一体化
Target中堅企業経営者本人が相手
NUMBERS
数字で見る
FOUNDED
1957年
田辺昇一氏が創業
HISTORY
60年超
日本のコンサルの草分け
TARGET
中堅企業
主な顧客
MODEL
経営戦略
長期の伴走を掲げる
LISTED
東証プライム
上場企業
AREA
全国展開
地域に拠点を持つ
公表情報にもとづく。
TIMELINE
タナベコンサルティンググループの歩み
START ─ 日本の草分け
1957
田辺昇一氏が創業日本の経営コンサルの草分けの一つ
1960〜70年代
中堅企業の経営指導で広がる
TODAY ─ 現在
2000年代〜
全国に拠点を持つ体制へ地域の企業に近い場所で支援する
現在
グループ体制で領域を広げるブランド、人事、DXなど
公表情報にもとづく。

Chapter 01年表タナベコンサルティングの歩み

Chapter 02背景職業がないところから始める

1957年、日本の企業に「外部の専門家に経営を相談する」という習慣はありませんでした。相談相手は銀行か、同業の先輩か、業界団体。金を払って助言を受けるという行為自体が新しかった。

この状況で事業を作るには、サービスを売る前にそういう仕事があると知ってもらう必要があります。パソナが人材派遣を、セコムが警備を、市場ができる前に始めたのと同じ局面です。

Chapter 03方法講演から、支援へ

田辺昇一が取ったのは、講演と研修を通じて経営者と出会う方法でした。まず話を聞いてもらい、信頼を得てから支援につなげる。

売り込みから入らず、役に立つ話を先に渡す。信頼が先で、契約は後。タナベの集客の型

これは現代のコンテンツマーケティングそのものです。記事を書き、セミナーを開き、そこで信頼を作ってから相談を受ける。60年以上前に、同じ構造が使われていたことになります。

人材紹介の集客でも、この型は有効です。求人を売り込むのではなく、業界の情報や選考の知見を先に出す。それが相談される理由になります。

Chapter 04相手中堅企業の、​経営者本人

大企業を相手にする場合、窓口は経営企画部や人事部です。担当者を通じて提案し、社内で稟議が回る。

中堅企業では、社長本人が相手です。その場で決まり、その場で断られる。稟議はないが、社長が納得しなければ何も進まない。

この違いは、支援の仕方を変えます。資料の完成度より、目の前で納得してもらえるかどうか。人材紹介でも、中小企業の求人は社長との直接の関係で決まることが多く、同じ構造です。

Chapter 05現在地長く続くコンサル会社の条件

1957年から60年以上続いているコンサル会社は多くありません。個人の能力に依存する事業は、その人が引退すれば終わるからです。

タナベが続いたのは、集客と支援の型を組織に残したからです。講演で出会い、研修で関係を作り、支援に入る。この流れが仕組みとして機能している限り、人が変わっても事業は続きます。

For Agentsこの物語を、面談でどう使うか
自社の集客を考えるとき

売り込みから入らず、役に立つ情報を先に出す。セミナーや記事で信頼を作ってから相談を受ける流れは、60年以上前から機能している型です。

中小企業の求人を扱うとき

窓口が社長本人である場合、資料の完成度より、その場での納得が決め手になります。稟議を前提とした提案の仕方は通用しません。

事業を長く続けたいとき

個人の能力に依存する事業は承継できません。集客から支援までの流れを型にして組織に残せるかが分かれ目です。

KEY POINTS
この記事のポイント
1背景職業がないところから始める1957年、日本の企業に「外部の専門家に経営を相談する」という習慣はありませんでした。相談相手は銀行か、同業の先輩か、業界団体。
2方法講演から、支援へ田辺昇一が取ったのは、講演と研修を通じて経営者と出会う方法でした。まず話を聞いてもらい、信頼を得てから支援につなげる。
3相手中堅企業の、経営者本人大企業を相手にする場合、窓口は経営企画部や人事部です。担当者を通じて提案し、社内で稟議が回る。

この記事の情報源

  • 各社の有価証券報告書・適時開示(沿革、業績、資本構成など)
  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。

よくある質問

Q
タナベコンサルティングはどのような会社ですか?
A
1957年に田辺昇一が大阪で創業した、日本の経営コンサルティングの草創期を担った会社です。中堅企業の経営者を主な相手にしています。
Q
講演から支援につなげる型とは?
A
売り込みから入らず、講演や研修で役に立つ話を先に渡して信頼を得てから支援契約につなげる方法です。現代のコンテンツマーケティングと同じ構造です。
Q
中堅企業と大企業では支援の仕方が違いますか?
A
違います。大企業は担当部署を通じた稟議が必要ですが、中堅企業は社長本人が相手で、その場の納得が決め手になります。
Q
コンサル会社が長く続く条件は?
A
個人の能力ではなく、集客から支援までの流れを型にして組織に残すことです。人が変わっても事業が続く仕組みが必要です。
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本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.20
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