読者別経営者向けマネージャー向けプレイヤー向け保存した記事
THE AGENT›読者別›ヤプリの創業ストーリー
Founding Story

ヤプリの​創業​ストーリー創業者​・​庵原保文、​ヤフーの​社員​3​人が​「プログラミングなしで​アプリを​作る」​サービスを​作るまで

創業ストーリー 2026.09.20
この記事の要点
  • ヤプリは2013年、アプリ開発が高額で作れる会社が限られていた時代にノーコードの仕組みで創業した。価値は安さではなく自分で直せる速度にあり、作ることから運用することへ支援の中心を移している。
  • 作れる人が、限られていた
  • ノーコードの、本当の価値
  • 作ることから、運用することへ
  • ノーコードの広がりと、限界

ヤプリは、プログラミングなしでアプリを作れる仕組みを提供する会社です。2013年、庵原保文らが創業しました。

2010年代前半、企業がスマートフォンアプリを持つには、開発会社に数百万円から数千万円を払う必要がありました。作れる会社が限られ、作れない会社は持てない。その差を埋めたのがヤプリです。

Founded2013年アプリ開発が高額だった時代
Approachノーコード作れる人を増やす
Shift作る→運用価値の中心が移る

Chapter 01年表ヤプリの歩み

2013創業庵原保文らが設立
2013「Yappli」を提供開始ノーコードでアプリを作成・運用
2010年代アパレル・小売を中心に導入会員証・クーポン・通知の用途
2020東証マザーズに上場ノーコードSaaSとして
2020年代CRM・データ活用へアプリを顧客接点の基盤に
現在アプリ運用のプラットフォーム作るだけでなく運用を支える

Chapter 02背景作れる人が、​限られていた

アプリを作るには、iOSとAndroidの両方の開発知識が要り、審査に通し、更新のたびに手を入れる必要があります。専門の技術者がいなければ持てない資産でした。

結果として、アプリを持てるのは資金のある大企業だけ。中小の小売店やブランドは、顧客との直接の接点を持てないままでした。

技術の壁があるとき、失われているのはその技術を持たない人の事業機会である。BASEの決済、Canvaのデザインと同じ構造。技術の民主化

Chapter 03設計ノーコードの、本当の価値

ノーコードの価値は「安く作れる」ことではありません。作った後に、自分で直せることです。

外注でアプリを作ると、文言を一つ変えるにも見積もりと納期が必要になります。ノーコードなら、担当者がその場で変えられる。試行錯誤の速度が、桁違いに変わります。

マーケティングは仮説と検証の繰り返しです。変更に2週間かかる環境では、検証の回数が限られる。速度が成果を決める領域では、これが決定的な差になります。

Chapter 04転換作ることから、​運用することへ

アプリを作れる会社が増えると、作ること自体の価値は下がります。次に問われるのは作ったアプリをどう使うかです。

段階課題必要なもの
作る技術がないノーコードの仕組み
使ってもらうダウンロードされない会員証・クーポンなどの理由
続けてもらう開かれなくなる通知・コンテンツの運用
成果を出す売上につながらないデータ分析と施策

ヤプリがCRMやデータ活用へ広げているのは、価値の中心が作ることから運用へ移ったからです。

Chapter 05現在地ノーコードの​広がりと、限界

ノーコードはアプリだけでなく、業務システム、ウェブサイト、自動化にも広がっています。作れる人を増やすという方向は、生成AIによってさらに加速しています。

一方で、複雑な要件や独自の処理には限界があります。何を自分で作り、何を専門家に頼むかの線引きが、今後の課題です。

For Agentsこの物語を、面談でどう使うか
自社のツールを選ぶとき

安く作れるかではなく、作った後に自分で直せるかを見てください。試行錯誤の速度が成果を決めます。

IT人材の需要を説明するとき

ノーコードで作れる範囲が広がる一方、複雑な要件には専門家が必要です。何を内製し何を外注するかの線引きが新しい論点です。

候補者に運用の経験を聞くとき

作った経験より、作った後にどう改善したかのほうが再現性を示します。検証の回数と学習の内容を聞いてください。

KEY POINTS
この記事のポイント
1背景作れる人が、限られていたアプリを作るには、iOSとAndroidの両方の開発知識が要り、審査に通し、更新のたびに手を入れる必要があります。専門の技術者がいなければ持てない 資産でした。
2設計ノーコードの、本当の価値ノーコードの価値は「安く作れる」ことではありません。作った後に、自分で直せる ことです。
3転換作ることから、運用することへアプリを作れる会社が増えると、作ること自体の価値は下がります。次に問われるのは 作ったアプリをどう使うか です。

この記事の情報源

  • 各社の有価証券報告書・適時開示(沿革、業績、資本構成など)
  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。

よくある質問

Q
ヤプリはどのようなサービスですか?
A
プログラミングなしでスマートフォンアプリを作成・運用できるノーコードのプラットフォームです。2013年に庵原保文らが創業しました。
Q
ノーコードの本当の価値は何ですか?
A
安く作れることではなく、作った後に自分で直せることです。変更の速度が上がり、仮説検証の回数を増やせます。
Q
なぜ運用支援へ広げたのですか?
A
作れる会社が増えると作ること自体の価値が下がり、ダウンロードされ使い続けられ成果につながるかという運用が課題になるためです。
Q
ノーコードの限界は何ですか?
A
複雑な要件や独自の処理には対応しにくい点です。何を自分で作り何を専門家に頼むかの線引きが課題になります。
Ask AIこの記事をもとにAIに相談する

記事の内容を前提にして、あなたの状況に合わせた答えをAIに出させます。質問を入れて「ChatGPTで相談」または「Claudeで相談」を押すと、記事の要点と質問がセットになった状態で開きます。

ChatGPTで相談 →Claudeで相談 →Geminiで相談 →
記事本文の要点(見出しと本文の抜粋)がそのままAIに渡ります。Geminiは自動入力に対応していないため、押すとプロンプトをコピーしてGeminiを開きます。貼り付けて送信してください。候補者の実名・企業の機密は入力しないでください。AIの回答は記事の内容に基づく参考情報です。
本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
THE
AGENT
執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.20
← ナレッジ一覧に戻る
資料請求立ち上げ・マネジメント・面談の4マニュアル相談はこちら事業立ち上げ・育成・採用の相談(初回無料)
無料相談資料請求