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Founding Story

味の​素の​創業​ストーリー創業者​・​鈴木三郎助と​池田菊苗、​「うま味」​の​発見を​事業にして、​世界の​食卓に​届けるまで

創業ストーリー 2026.09.20
この記事の要点
  • 味の素は1908年のうま味成分の発見から1年で製品化された。研究者と事業家の組み合わせが発見を社会に届け、アミノ酸という技術軸で半導体材料まで広げている。
  • 発見を、1年で製品にする
  • 言葉を、作る
  • 調味料から、アミノ酸へ
  • 各国の、食文化に合わせる

味の素は、大学の研究成果を事業にした会社です。1908年、東京帝国大学の池田菊苗が昆布のうま味成分としてグルタミン酸を特定し、翌年に鈴木三郎助が製品化しました。

「うま味」というそれまで言葉のなかった味覚を発見し、それを商品にした。科学の発見が、そのまま食文化になった例です。

Discovery1908年うま味の発見
Product1909年発見から1年で製品化
Nowアミノ酸食品以外への展開
AT A GLANCE
ひと目でわかる
FOUNDED
1908
池田菊苗がうま味成分を発見
TURNING POINT
戦後
アミノ酸事業へ
TODAY
現在
調味料とアミノ酸の二本柱
記事中の事実を要約したものです。出典は本文末の「この記事の情報源」をご覧ください。

Chapter 01年表味の素の歩み

1908池田菊苗がうま味成分を発見昆布からグルタミン酸を特定
1909「味の素」を発売鈴木三郎助が製品化
1910年代〜海外へ台湾・中国・東南アジアへ展開
戦後アミノ酸事業へ医薬・飼料・工業用途にも
2000年代〜グローバル食品企業に各国の食文化に合わせた製品
現在調味料とアミノ酸の二本柱うま味は世界共通の言葉に

Chapter 02起点発見を、1年で​製品にする

池田菊苗の発見は1908年、製品の発売は1909年です。1年で研究が商品になった。

これは研究者と事業家が組んだからです。池田が発見し、鈴木三郎助が製造と販売を担った。発見だけでは事業にならず、事業だけでは発見がない。

研究と事業は別の能力である。両方が揃って初めて、発見が社会に届く。産学連携の原型

Ubieの医師とエンジニア、ホンダの本田と藤沢。異なる能力の組み合わせが事業を作ります。

Chapter 03構造言葉を、作る

「うま味」は、味の素が広めた言葉です。甘い、酸っぱい、塩辛い、苦い。5つ目の味覚として認められるまでに、長い時間がかかりました。

言葉がなければ、その感覚は存在しないのと同じです。名前をつけることが、存在を認識させる。

「タレントマネジメント」「カスタマーサクセス」「ダイレクトリクルーティング」。新しい概念には名前が要ります。名前がない限り、その仕事は理解されません。

Chapter 04展開調味料から、​アミノ酸へ

グルタミン酸はアミノ酸の一種です。アミノ酸はタンパク質の構成要素であり、食品だけでなく医薬、飼料、化粧品にも使われます。

用途内容
調味料うま味成分
医薬点滴・栄養剤
飼料家畜の栄養
電子材料半導体の絶縁材料

アミノ酸という一つの技術軸で、半導体材料まで手がけている。技術で自社を定義することの効果です。

Chapter 05現在地各国の、​食文化に​合わせる

味の素は早い段階から海外に出ました。ただし各国の食文化はまったく違います。

そのまま持ち込むのではなく、現地の調理法に合った製品を作る。ロレアルの地域別製品開発と同じで、グローバル企業でありながら製品はローカルという構造です。

For Agentsこの物語を、面談でどう使うか
新しい概念を伝えるとき

名前がなければ存在しないのと同じです。新しい仕事や価値には名前をつける必要があります。

研究職の候補者を支援するとき

発見だけでは事業になりません。事業化を担う人との組み合わせが必要だと伝えてください。

技術で企業を定義するとき

アミノ酸のように、一つの技術軸が食品から半導体材料まで広げることがあります。

KEY POINTS
この記事のポイント
1起点発見を、1年で製品にする池田菊苗の発見は1908年、製品の発売は1909年です。1年で研究が商品になった 。
2構造言葉を、作る「うま味」は、味の素が広めた言葉です。甘い、酸っぱい、塩辛い、苦い。
3展開調味料から、アミノ酸へグルタミン酸はアミノ酸の一種です。アミノ酸はタンパク質の構成要素であり、 食品だけでなく医薬、飼料、化粧品にも使われます 。

この記事の情報源

  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。

よくある質問

Q
味の素はどのように生まれましたか?
A
1908年に東京帝国大学の池田菊苗が昆布のうま味成分グルタミン酸を発見し、翌1909年に鈴木三郎助が製品化しました。
Q
なぜ1年で製品化できたのですか?
A
池田が発見し鈴木が製造と販売を担うという、研究者と事業家の組み合わせがあったためです。
Q
「うま味」という言葉の意味は?
A
それまで名前のなかった味覚に名前をつけたことです。言葉がなければその感覚は存在しないのと同じでした。
Q
アミノ酸事業とは何ですか?
A
グルタミン酸を含むアミノ酸は食品だけでなく医薬・飼料・半導体材料にも使われ、技術の軸として事業を広げています。
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本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.20
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