結論|宮田昇始とは?宮田昇始(みやた・しょうじ)はSmartHRの創業者。
この記事の要点
宮田昇始氏は、労務手続きのクラウドサービスSmartHRの創業者です。自身が病気で働けなくなったときに触れた社会保険の手続きの煩雑さが、事業の出発点になりました。
- 2013年に会社を設立。当初は別の事業を模索していた。
- 自身の闘病中に、傷病手当金などの手続きの複雑さを身をもって知る。
- 2015年にSmartHRを公開。入社手続きや年末調整を、紙から画面へ。
- 2022年に社長を交代し、創業者として次の事業や投資に関わる。
自分が制度に助けられた経験から、労務の手続きを変えた創業者。
原体験からの起業労務のクラウド社長を交代
2013年会社を設立
2015年SmartHRを公開
2022年社長を交代
1つ自分の困りごとが起点
役職
SmartHR 創業者(2022年に社長を交代)
創業
2013年に会社を設立、2015年にSmartHRを公開
きっかけ
自身の闘病中に経験した社会保険の手続き
現在
投資や新規事業の立ち上げにも関わる
Chapter 01起点自分が、制度に助けられた
宮田氏は起業前後に病気を患い、働けない時期を経験しています。そこで直面したのが、制度は存在するのに、手続きが複雑で使いこなせないという問題でした。
傷病手当金のような仕組みは、知らなければ受け取れません。書類は紙で、会社と本人と役所を行き来する。本人にも、会社の担当者にも負担が大きい。
TIMELINE
宮田昇始氏の歩み
START ─ 創業と模索
闘病
働けない時期を経験社会保険の手続きの複雑さを身をもって知る
SMARTHR ─ 事業の確立
2015
SmartHRを公開入社手続きや年末調整を画面で完結できるように
2022
社長を交代創業者として新規事業や投資に関わる
公開インタビューと同社の発表にもとづく。
Chapter 02事業紙の手続きを、画面に移す
2015年に公開したSmartHRは、入社手続き、年末調整、社会保険の届け出といった作業を画面上で完結させるサービスです。
派手な機能ではなく、誰もが避けたい作業を肩代わりすることが価値でした。労務担当者の時間が空き、従業員も紙の記入から解放されます。
Chapter 03交代創業者が、社長を譲る
2022年、宮田氏は社長を交代し、創業者として別の役割に移りました。会社の段階に合わせて、経営を担う人を替えるという判断です。
創業者が居続けることだけが正解ではない、という例として、江口新氏の承継とあわせて読めます。
3 LESSONS
この人から学べる3つのこと
1原体験は、説明を省略できる「なぜこの事業か」に一言で答えられる。自分が困ったことから始めた事業は、相手に伝わる速度が違う。
2誰もが避ける作業に、値段がつく手続きは派手ではないが、全員が嫌がる。避けられている仕事ほど、引き受ける価値がある。
3創業者が続けることだけが、正解ではない会社の段階に合わせて社長を交代した。役割は、人ではなく状況で決める。
エージェントの実務に引きつけた読み方です。
Chapter 04エージェントの視点候補者にどう伝えるか
HR Tech領域を志望する候補者には、自分の体験から事業を作った例として語れます。「なぜこの領域か」を問われたときに、原体験の語り方の参考にもなります。
人事・労務の担当者の転職では、SmartHRの普及によって求められる仕事が手続きから企画へ移っていることも押さえておきたい変化です。
よくある質問
A労務手続きのクラウドサービス「SmartHR」の創業者です。2022年に社長を交代し、現在は新規事業や投資にも関わっています。
A自身が病気で働けなくなったときに、傷病手当金などの社会保険の手続きが複雑であることを経験したことです。
A入社手続き、年末調整、社会保険の届け出などを画面上で完結できるようにするサービスです。
A会社の段階に合わせて経営を担う人を替えるという判断です。創業者は別の役割に移りました。
まとめ
宮田昇始氏は、自身の闘病中に社会保険の手続きの煩雑さを経験し、労務手続きのクラウドサービスSmartHRを立ち上げた。2022年には社長を交代し、創業者として次の役割に移っている。
出典:各社の公式サイトと開示資料(有価証券報告書・適時開示)、決算説明資料、日本経済新聞・ダイヤモンド・オンライン・ロイター等の報道、本人が登場したインタビュー記事。記事中の数字は各時点の公表値です。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
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