HENNGEは、クラウドサービスを安全に使うためのセキュリティサービス「HENNGE One」を提供する東証グロース上場の会社です。2025年9月期は売上高109億円(前期比30.6%増)、営業利益は17.9億円(同76.7%増)と、成長と利益の両方を伸ばしました。
HENNGEは、日本発のSaaS企業でありながら、英語を社内公用語にし、多国籍のメンバーが働く珍しい会社です。売上は30%伸び、営業人員の採用を強化しているため、転職エージェントにとっても紹介の機会が多い会社の一つです。
この記事では、公式の採用情報・求人票・プレスリリースなどの公開情報をもとに、HENNGEの年収・働き方・キャリア・採用を、エージェントの視点で整理します。数字には出どころを明記し、公表されていないことは推測で埋めません。
HENNGEについて検索すると、「やばい」「やめとけ」「激務」といった言葉が一緒に出てきます。こうした言葉の多くは、個人の体験や一部の職種の話が広がったものです。ここでは、よく言われることを、公開されている事実と照らし合わせて整理します。
| よく言われること | 実際のところ | 根拠 |
|---|---|---|
| 英語が必須でやばい | 社内公用語は英語で社員の約2割が外国籍。ただし学習支援と英語手当があり、入社後に伸ばす人も多い | 公式求人の記載 |
| 激務 | 新卒の求人ではみなし残業20時間。フレックスとリモートを組み合わせられる | 公式求人の記載 |
| 年収が高い | 平均847万円(35.3歳)。英語力に応じた手当が月給とは別に支給される | 有価証券報告書・求人 |
| やめとけ(営業がきつい) | 営業人員の採用が目標に届かず、会社として強化中。営業の負荷は高い可能性がある | 決算説明会 |
新卒の求人では、月20時間分のみなし残業が給与に含まれています。フレックスタイム制とリモートを組み合わせた働き方ができ、他の成長SaaS企業と比べて残業の設定は少なめです。
結論として、「やばい」と言われるのは、主に英語を使う環境への驚きです。業績は好調で、英語に前向きな人には年収面でも有利な環境と言えます。
HENNGEの主力「HENNGE One」は、企業がクラウドサービスを使うときのアクセス制御などのセキュリティ機能をまとめて提供するサービスです。売上のほぼすべて(99.2%)をHENNGE One事業が占め、サブスクリプション型で解約率の低さを強みとしています。
出所:HENNGE株式会社 2025年9月期 決算短信(連結)。
決算説明会では、2029年9月期にARR200億円を目指すと説明されています。2026年9月期も売上高128億円(前期比17.5%増)を見込んでいます。
出所:有価証券報告書(2025年9月期)ベースの集計。
| 職種(公開求人の例) | 年収レンジ |
|---|---|
| 営業職(新規顧客開拓) | 600万〜1,350万円 |
| カスタマーサクセス | 500万〜1,170万円 |
| 営業職(自治体市場) | 500万〜980万円 |
| インサイドセールス/パートナーセールス(大阪) | 546万〜900万円 |
| データエンジニア | 550万〜930万円 |
| Webエンジニア | 450万〜1,000万円 |
HENNGEの給与で独特なのは、英語力に応じた英語手当です。求人では、基準を満たした人に月給とは別に英語手当が支給されると書かれており、新卒の求人では月額1万〜11万円、エンジニアの求人では月額1万〜13万円と記載されています。英語力を伸ばすほど年収が上がる仕組みです。昇給は年2回、賞与は業績連動で年1回です。
HENNGEは、社内システムを全面的にクラウド化し、自ら最先端の働き方を実践することを掲げています。フレックスタイム制とリモートを組み合わせ、オフィスはフリーアドレスです。開発チームを中心に外国籍の社員が多く、ビジネス職でも開発チームとのやり取りでは英語を使います。英語に苦手意識があっても、学習支援と手当で伸ばしていける環境です。
ARR200億円を目指して事業を広げるHENNGEでは、次のような機会があります。
| キャリアの機会 | 内容 |
|---|---|
| 新しい市場の開拓 | 自治体市場や地方(名古屋・大阪・福岡)の開拓 |
| カスタマーサクセス | チャーン防止やNRR向上など、SaaSの定着を担う |
| グローバル | 英語を使い、多国籍のメンバーと仕事をする経験 |
| 新規事業 | セキュリティ領域にとどまらない新規事業開発 |
2025年9月期、HENNGEは「40名以上」の期初目標に対し79名の純増を達成しました。一方で、決算説明会では営業人員の採用は目標に届かず、課題が残ったと説明されています。2026年9月期も全社で45名以上の純増を目指しており、営業職は特に採用に力を入れている職種です。
| 見られやすいこと | 準備のしかた |
|---|---|
| 変化への挑戦 | 新しいことに挑み続ける姿勢。「青い果実を食べる」挑戦を続ける社風 |
| 英語への意欲 | 今の英語力より、学び続ける意欲を示す |
| SaaSの営業経験 | 無形商材やITの営業経験。IT未経験可のコンサルティングセールスの求人もある |
| 向いている人 | 慎重に考えたい人 | |
|---|---|---|
| 言語 | 英語を使う環境で、語学力も伸ばしたい | 英語を仕事で使うことに強い抵抗がある |
| 年収 | 英語手当と成果で年収を上げたい | 手当に頼らず固定給だけで判断したい |
| 事業 | セキュリティSaaSという成長市場で働きたい | IT・セキュリティへの関心が薄い |
| 環境 | 多国籍で多様な環境を楽しめる | 同質的なチームで働きたい |
出典:HENNGE株式会社 2025年9月期 決算短信・決算説明会/有価証券報告書ベースの集計(IR BANK)/同社の求人(Green・レバテックキャリア・マイナビエージェント・OpenWork・Indeed掲載分)。数値は各出典の記載時点のもので、最新の条件は公式の求人でご確認ください。本記事はHENNGEの監修を受けたものではありません。
HENNGEは、HENNGE Oneを軸に売上30.6%増・営業利益76.7%増と成長を続けるセキュリティSaaSの会社である。平均年収847万円に加え、英語力に応じた英語手当があり、英語公用語・多国籍・フレックスとリモートという独自の環境を持つ。営業職の採用を強化しており、英語を学びながら成長市場で働きたい人に向いている。
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