LayerXは、バックオフィスをAIで自動化する「バクラク」を中心に、Fintech、エンタープライズ向けAI「Ai Workforce」を展開するスタートアップです。バクラクは20,000社以上に導入され、2025年9月にはシリーズBで150億円を調達しました。
「すべての経済活動を、デジタル化する。」を掲げるLayerXは、SaaSの領域でいま最も注目される転職先の一つです。非上場のため全社の平均年収は公表されていませんが、公開されている求人を読み込むと、給与の仕組みや働き方はかなり具体的に見えてきます。
この記事では、公式の採用情報・求人票・プレスリリースなどの公開情報をもとに、LayerXの年収・働き方・キャリア・採用を、エージェントの視点で整理します。数字には出どころを明記し、公表されていないことは推測で埋めません。
LayerXについて検索すると、「やばい」「やめとけ」「激務」といった言葉が一緒に出てきます。こうした言葉の多くは、個人の体験や一部の職種の話が広がったものです。ここでは、よく言われることを、公開されている事実と照らし合わせて整理します。
| よく言われること | 実際のところ | 根拠 |
|---|---|---|
| 激務 | 多くの求人で固定残業45時間分が年俸に含まれる。スピードが速く、仕事量は多い前提 | 公式求人の記載 |
| 年収が高い | 営業・CSで500万〜900万円前後、マネージャー候補で1,000万〜1,500万円。ただし固定残業代込み | 公式求人の記載 |
| リモートできる | コアタイムなしのフレックスで、リモートメインの働き方を受け入れている。出社月1回の社員も | 採用情報・求人 |
| やめとけ(変化が激しい) | プロダクトが次々と生まれ、常に最新情報のキャッチアップが必要。変化が苦手な人には厳しい | 公式求人の記載 |
LayerXの多くの求人では、月45時間分の固定残業代が年俸に含まれており、超過分は追加で支払われます。働く場所の自由度は高い一方で、スピードと仕事量は多い前提で考えるのが現実的です。
結論として、「激務」は、スピードの速い成長企業としては当たっている面があります。ただしそれは、リモートで自由に働けることと、高い成長機会の裏返しでもあります。
LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに、3つの事業を展開しています。
| 事業 | 内容 |
|---|---|
| バクラク | 請求書の受取・発行、経費精算、法人カード、勤怠、給与などのバックオフィス業務を、AIエージェントで自動化するサービス。20,000社以上が導入 |
| Fintech | 三井物産などと組んだ資産運用などの金融領域の事業 |
| Ai Workforce | エンタープライズ企業のドキュメント業務を効率化する生成AIのプラットフォーム |
2025年9月には、シリーズBラウンドで150億円を調達しました。求人では、今後は「AI Agent First」なプロダクトとして、既存のシステムの周りに残る手作業まで自動化していくと説明されています。
| 職種(公開求人の例) | 年収レンジ |
|---|---|
| インサイドセールス | 500万〜800万円 |
| フィールドセールス(経理領域) | 500万〜900万円 |
| カスタマーサクセス(アカウントマネージャー) | 500万〜650万円 |
| パートナーセールス | 600万〜750万円 |
| Ai Workforce カスタマーサクセス | 800万〜999万円 |
| CS アカウントマネージャー(マネージャー候補) | 1,000万〜1,500万円 |
| プロダクトマネージャー(候補含む) | 500万〜1,500万円 |
LayerXの求人の多くは年俸制で、月給は基本給と固定残業代(45時間分)に分かれています。たとえばインサイドセールスの求人では、月給42万〜66万円のうち、基本給31万〜48万円、固定残業代11万〜18万円と書かれています。45時間を超える残業は追加で支払われます。年収レンジに固定残業代が含まれていることは、他社と比べるときに必ず押さえたいポイントです。査定は年2回です。
LayerXは、多様な人が柔軟に働けるようリモートメインの働き方を受け入れていると求人で説明しています。採用サイトでは、前職からフルリモートで働けることを理由に入社し、出社は月1回というマーケティングの社員の声も紹介されています。一方で、給与には固定残業45時間分が含まれており、働く場所の自由度は高いが、仕事量は多い前提で考えておくのが現実的です。
LayerXでは、プロダクトが次々と生まれており、新しい領域の立ち上げに関わる機会が多くあります。
| キャリアの機会 | 内容 |
|---|---|
| 新領域の立ち上げ | 人事労務(HCM)など、代表直轄の少数精鋭で新事業の初期メンバーを募集 |
| 事業をまたぐ異動 | バクラク・Fintech・Ai Workforceの3事業があり、経験を広げられる |
| マネジメント | アカウントマネージャーのマネージャー候補・部長候補などの求人も |
採用サイトでは、前職では担当が決まっていたが、LayerXでは様々な業務に携われるという入社理由も紹介されています。決まった役割より、事業を広げる仕事をしたい人に向いた環境です。
LayerXは、セールス・カスタマーサクセス・マーケティング・プロダクトマネージャー・エンジニアなど、ビジネスと開発の両方で積極的に採用しています。新卒採用も行っています。
| 見られやすいこと | 準備のしかた |
|---|---|
| プロダクトへの理解 | バクラクの機能と、顧客の業務をどう変えるかを自分の言葉で説明できるようにする |
| スピードへの適応 | 開発のスピードが速く、常に最新情報のキャッチアップが求められる |
| ミッションへの共感 | 「すべての経済活動を、デジタル化する。」に共感する理由を、経験から語る |
| 向いている人 | 慎重に考えたい人 | |
|---|---|---|
| 働き方 | リモートメインで、自分で時間を組み立てたい | 決まった時間に出社して働きたい |
| スピード | 速い変化と新しいプロダクトを楽しめる | 変化の少ない環境で専門を深めたい |
| 年収 | 固定残業を含む年俸で、成長企業の待遇を得たい | 残業代を時間どおりに受け取る給与体系を好む |
| キャリア | 新領域の立ち上げや事業の拡大に関わりたい | 決まった役割の中で働きたい |
出典:株式会社LayerX 採用情報(jobs.layerx.co.jp)・公式求人(Talentio)/同社の求人(ワンキャリア転職・doda・JAC Recruitment・AMBI掲載分)/スタートアップデータベース。数値は各出典の記載時点のもので、最新の条件は公式の求人でご確認ください。本記事はLayerXの監修を受けたものではありません。
LayerXは、バクラクを軸に、Fintech・Ai Workforceへと事業を広げるAIカンパニーで、2025年9月にシリーズBで150億円を調達した。年収は固定残業45時間を含む年俸制で、営業・CSは500万〜900万円前後、マネージャー候補は1,000万円超のレンジ。コアタイムなしのフレックスとリモートメインの働き方が魅力で、速い変化の中で事業を広げたい人に向いている。
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