ワークポートは、2003年に設立された総合型の人材紹介会社です。全国47都道府県に拠点を持ち、従業員数は1,464名(2026年3月末、グループ全体)。2025年度の売上高は前年比119.1%と伸びています。
転職エージェントとして働く場所を探している人にとって、ワークポートは「未経験から入れる総合型エージェント」の代表的な選択肢です。一方で、年収の多くがインセンティブで決まる会社でもあり、求人票の数字の読み方が大切になります。
この記事では、公式の採用情報・求人票・プレスリリースなどの公開情報をもとに、ワークポートの年収・働き方・キャリア・採用を、エージェントの視点で整理します。数字には出どころを明記し、公表されていないことは推測で埋めません。
ワークポートについて検索すると、「やばい」「やめとけ」「激務」といった言葉が一緒に出てきます。こうした言葉の多くは、個人の体験や一部の職種の話が広がったものです。ここでは、よく言われることを、公開されている事実と照らし合わせて整理します。
| よく言われること | 実際のところ | 根拠 |
|---|---|---|
| 激務・ノルマがきつい | 成果に応じたインセンティブがあり、数字への責任は大きい。一方で年間休日124日・土日祝休み | 公式求人の記載 |
| 年収が低い | 予定年収420万〜600万円。成果がインセンティブ(賞与)に反映され、3年目モデル年収は540万円 | 公式求人の記載 |
| やめとけ(離職が多い) | 離職率は公表されていない。育休復帰率100%(2025年度)など、定着を支える制度は打ち出している | 公式求人の記載 |
| 未経験だと厳しい | 未経験・第二新卒歓迎の求人が多く、入社半年でのリーダー登用の実績もある | 公式求人の記載 |
残業時間の全社平均は公表されていません。人材紹介の仕事は、候補者との面談が夕方以降に入りやすく、時期や担当によって忙しさの波がある仕事です。年間休日124日・土日祝休みという枠組みの中で、どのくらい働くかは面接で確かめたいポイントです。
結論として、「やめとけ」と言われる背景には、成果報酬型の仕事の厳しさがあります。ただし休日や育休の制度は整っており、成果を出して年収を上げたい人には合う環境と言えます。
ワークポートは、あらゆる業界・職種を扱う総合型の人材紹介会社です。「会えるエージェント」として全国47都道府県に拠点を構え、求職者との最初の面談はWeb面談と対面面談がおよそ半々だとしています。
出所:株式会社ワークポート 求人・企業情報(doda掲載、2026年9月更新)ほか。従業員数は契約社員・パート・出向者を含む。
| 項目 | 内容(公開求人の記載) |
|---|---|
| 予定年収(キャリアアドバイザー) | 420万〜600万円 |
| 月給(未経験の総合職の例) | 26万〜35.9万円 |
| インセンティブ | 賞与として支給 |
| 昇給・賞与 | 昇給は年2回、賞与は年4回。業績により決算賞与も |
| モデル年収 | 540万円:入社3年目・27歳・メンバー(基本給33万円+インセンティブ80万円)/630万円:入社5年目 |
| 昇給した社員の割合 | 全社の77.4%(2026年4月時点) |
ワークポートの年収は、基本給にインセンティブが加わる仕組みで、インセンティブは賞与として年4回に分けて支給されます。モデル年収540万円のうち80万円がインセンティブで、成果が年収に反映されやすい設計です。
なお、口コミサイトOpenWorkでは、正社員174人の回答から集計した平均年収が402万円(平均年齢27歳)と表示されています。回答者の多くが若手であることを踏まえて読む必要があります。人材紹介の年収の決まり方は転職エージェントの年収で解説しています。
ワークポートは、年間休日124日(2026年度)と育休復帰率100%(2025年度)を打ち出し、長く働ける環境を強調しています。土日祝が休みの完全週休2日制で、副業や時短勤務も認められています。「転勤なし」を選べる求人もあり、地元で働き続けたい人にも選択肢があります。
ワークポートのキャリアの特徴は、社歴ではなく実績で上がっていけることです。求人では、評価制度を「フェアでクリア」「ガラス張り」と説明し、入社半年でリーダーに登用された実績も紹介しています。
| 段階 | 役割 |
|---|---|
| 入社〜 | キャリアアドバイザー(個人営業)またはリクルーティングアドバイザー(法人営業)のいずれかを担当 |
| 早ければ入社半年〜 | リーダーとしてチームをまとめる(登用の実績あり) |
| その後 | マネジメント、拠点の立ち上げなど |
全国に拠点が広がっているため、地方拠点の立ち上げや運営に若いうちから関われる可能性があるのも、総合型の大手ならではの機会です。
ワークポートは、全国各地でキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーの総合職を募集しています。多くの求人で業界未経験・第二新卒を歓迎し、人物を重視する姿勢を打ち出しています。
| 見られやすいこと | 準備のしかた |
|---|---|
| 人と向き合う姿勢 | 相手の話を聞き、相手のために動いた経験を具体的に話す |
| 目標への向き合い方 | 数字の目標に対して、どう工夫して達成したかを語る |
| なぜ人材紹介か | 人の転職や人生の選択に関わりたい理由を、自分の経験から話す |
| 向いている人 | 慎重に考えたい人 | |
|---|---|---|
| 年収 | 成果をインセンティブで年収に反映させたい | 固定給の高さを最優先したい |
| 働き方 | 土日祝休みで長く働きたい、地元で働きたい | 完全フルリモートで働きたい |
| キャリア | 未経験から人材紹介を始め、早く役割を広げたい | ハイクラス特化の専門性を最初から磨きたい |
| 仕事 | 幅広い業界・職種の転職を支援したい | 特定の業界だけを深く扱いたい |
出典:株式会社ワークポート 採用サイト/同社の求人・企業情報(doda、リクルートエージェント、パソナキャリア掲載)/OpenWork(口コミ集計)。数値は各出典の記載時点のもので、最新の条件は公式の求人でご確認ください。本記事はワークポートの監修を受けたものではありません。
ワークポートは、全国47都道府県に拠点を持つ総合型の人材紹介会社で、売上高は前年比119.1%と伸びている。年収は基本給にインセンティブ(賞与として支給)が加わる設計で、モデル年収は3年目540万円。年間休日124日・育休復帰率100%と働きやすさも打ち出しており、未経験から人材紹介を始め、実績で役割を広げたい人に向いている。
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