Greenは2006年開始、IT/Web業界の経験者採用における事実上の定番です。料金の発明成功報酬が年収連動ではなく職種別の一律金額。と、「気になる」から始まるカジュアルな接点文化。この2つを理解すると、この媒体の正しい使い方が見えます。
※本記事の数値・仕様は公式サイトおよび公開情報に基づきます(2026年9月時点)。料金の詳細は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式にご確認ください。
Greenは、東証プライム上場の株式会社アトラエが2006年に開始した、IT/Web業界に強い成功報酬型の求人メディアです。累計会員は100万人を超え、50%以上がIT人材、82%が20〜39歳という若手IT層の厚い母集団を持ち、利用企業は10,000社以上(公式サイト・2026年3月閲覧の公開情報)。エンジニア・デザイナーに加え、ITリテラシーのある営業・マーケターの採用にも広く使われています。
求人の掲載期間・掲載数は無制限で、スカウトなどのアプローチ機能も活用できる設計。スタートアップからメガベンチャー、大手のデジタル部門まで、IT採用をやるならまず名前が挙がる定番です。
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Greenの料金は①初期費用(プランにより変動・要問い合わせ)+②採用決定時の成功報酬です。発明はこの成功報酬の設計にあります。年収×料率ではなく、職種分類ごとの一律金額(公式の公開情報で30〜120万円)。2022年11月に勤務地基準から職種基準へ改定された経緯があります。
この設計の意味は大きい。年収600万円のエンジニアを理論年収15%の媒体で採ると90万円、35%の人材紹介なら210万円。Greenの一律報酬は、年収が高い人材ほど相対的に割安になります。求人掲載が無制限であることと合わせ、「複数ポジションをじっくり・何人でも」という採用と抜群に相性の良いコスト構造です。
| 項目 | 内容(公開情報ベース) |
|---|---|
| 会員 | 累計100万人超・50%以上がIT人材・82%が20〜39歳 |
| 利用企業 | 10,000社以上 |
| 初期費用 | プランにより変動・要問い合わせ |
| 成功報酬 | 職種別に一律(公式公開情報で30〜120万円)・年収非連動 |
| 求人掲載 | 期間・数とも無制限 |
Greenには通常スカウトのほか、「気になる」「会いたい」といったライトなアプローチ機能があり、候補者側も気軽に興味を返せる設計です。ここから「まずカジュアル面談で」という文化が定着しており、選考の入口が軽いことが応募ハードルを下げています。
運用上の注意はスカウトの流通量です。定番媒体ゆえに候補者の受信箱は混雑しており、通数には月間の上限もあるため、撃ち切り型ではなく「気になる→スカウト→再アプローチ」の多段設計で接点を重ねるのが定石です。ダッシュボードでのデータ分析機能も活用し、週次でPDCAを回してください(スカウトKPIの記事)。
当サイトの媒体別分析(スカウト戦略)の通り、Greenの返信率目安は10%台と比較的高め。ただし効く文面のトーンが独特です。重い敬語の長文は読まれず、率直で具体的な短文:何をやっている会社で、なぜあなたに興味を持ち、まず何をしたいか。が最も返信を生みます。
エンジニアに送るなら、技術スタック・開発体制・裁量の具体が本文の中心です(エンジニア文面の作法は転職ドラフト・LAPRASの分析記事も参照)。「まず情報交換から」という低ハードルの出口設計が、カジュアル面談文化のこの媒体では正攻法になります。
Greenは、100万人超・IT人材5割の母集団と10,000社の利用実績を持つIT/Web採用の定番。職種別一律の成功報酬(30〜120万円)は年収の高い人材ほど割安になる独自設計で、求人掲載無制限と合わせてコスト効率が高い。文化はカジュアル:率直な短文と「気になる」からの多段接点、カジュアル面談の低ハードル設計が、この媒体の正しい戦い方である。
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