doda Xは、パーソルキャリアが運営するハイクラス転職サービスです。ビズリーチとの最大の違いは候補者側が完全無料・登録審査なしである点と、ヘッドハンター経由の文化が強い点。この構造を理解すると、スカウトの書き方が変わります。
※本記事の数値・仕様は公式サイトおよび公開情報に基づきます(2026年9月時点)。料金の詳細は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式にご確認ください。
doda Xは、パーソルキャリアが運営するハイクラス向け転職サービスです。①企業からの直接スカウト ②ヘッドハンターからのスカウト ③自分から求人検索・応募 ④専任スタッフによる求人紹介、という4つの経路が1つのプラットフォームに同居しているのが構造上の特徴です。
候補者側はすべて無料で、ビズリーチと異なり登録審査もありません。それでも母集団の質が保たれているのは、登録者の8割以上が年収600万円以上(公式・2019年12月〜23年12月の基本情報入力完了者)というブランドの引力によるものです。なお、有料のキャリアコーチングは2026年3月に新規受付を終了しています。
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doda Xには審査を通過したヘッドハンターが約7,400人在籍(国内最大級)し、非公開求人を中心にスカウトを送っています。つまり候補者の受信箱では、企業スカウトとヘッドハンタースカウトが混在し、後者の「非公開案件のご相談」という文体が標準になっている。この受信箱の空気を理解することが、文面設計の前提です。
求人面では年収800万円以上の求人が約10万件(2026年6月時点)と公表されており、経営戦略・事業戦略に直結する秘匿性の高いポジションが多いことを媒体自身が打ち出しています。
候補者側は完全無料です。企業向けのスカウトサービス、およびヘッドハンターとしての参画は、いずれも料金非公開(要問い合わせ)で、採用計画・利用形態に応じた契約になります。パーソルグループの営業網を通じた提案型の販売が中心です。
エージェントにとって重要なのは、ヘッドハンター側に審査があることです。参画すれば約7,400人の中での相対評価が始まる。ビズリーチ同様、媒体内での評価(返信率・決定実績)が露出と成果を左右する構造だと理解して臨んでください。
当サイトの媒体別分析(スカウト戦略)の通り、doda Xの返信率の目安は1桁後半。この媒体で最も効くのは求人の希少性・非公開性を冒頭で示すことです。「公開されていないポジションです」「経営直下の新設ポストです」。ハイクラス顕在層は、誰でも見られる求人ではなく「自分だから来た話」に反応します。
逆効果なのは、一斉送信の匂いがする網羅的な求人羅列です。年収1,000万円前後の層への文面設計は年収帯別の書き分けを、ヘッドハンターとしての体制づくりは運用体制の記事をあわせてどうぞ。
向いているのは、①年収600〜1,000万円超の顕在層を狙う採用 ②経営に近い・秘匿性のあるポジション(事業責任者・幹部候補)③dodaブランドの集客力を借りたい企業です。4経路が同居する構造上、候補者は「比較しながら動く」ため、選考スピードと条件の明確さが他媒体以上に効きます。
エージェントには、ビズリーチと並ぶハイクラス集客の第二の柱として、また非公開案件文化が強いぶんヘッドハント式の提案が刺さりやすい媒体としての価値があります。ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトとの3媒体ポートフォリオで、層と文体を使い分けるのが2026年の実務解です。
doda Xは、8割超が年収600万円以上の母集団と約7,400人のヘッドハンター網を持つ、候補者無料・審査なしのハイクラス媒体。受信箱にはヘッドハンター文化が根付いており、返信を動かすのは求人の秘匿性・希少性の文脈である。企業・エージェントとも料金は要問い合わせだが、ハイクラス顕在層への第二の柱として組み込む価値は大きい。
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