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Founding Story

メドレーの​創業​ストーリー創業者​・​瀧口浩平、​医療の​「情報の​非対称」​を​医療従事者の​求人と、​オンライン​診療で​変えるまで

創業ストーリー 2026.09.20
この記事の要点
  • メドレーは医師と経営者が対等に組む体制で、医療という専門領域の事業を作っている。収益化の速い人材事業が他の事業を支え、制度の動きが事業の速度を決める規制産業の構造を示している。
  • 医療に、外から入ることの難しさ
  • 人材事業が、収益を支える
  • オンライン診療が動いた理由
  • 医療の課題に、事業を並べる

メドレーは、医師と経営者の2人が並んで経営する会社です。2009年設立、2015年に医師の豊田剛一郎が共同代表に加わりました。

医療は、専門性が極めて高く、規制も厳しい領域です。医療を知らない人だけでは作れず、事業を知らない人だけでも作れない。この制約が、二人代表という形を必然にしています。

Founded2009年医療領域のIT
Leaders医師+経営者二人代表の必然
Core人材事業収益を支える柱
AT A GLANCE
ひと目でわかる
FOUNDED
2009
設立
TURNING POINT
2016
オンライン診療「CLINICS」
TODAY
現在
人材・クラウド・オンライン診療
記事中の事実を要約したものです。出典は本文末の「この記事の情報源」をご覧ください。

Chapter 01年表メドレーの歩み

2009設立瀧口浩平が創業。医療情報サービスから
2015豊田剛一郎が共同代表に脳外科医からの転身
2015医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」人材事業が収益の柱に
2016オンライン診療「CLINICS」制度の整備とともに
2019東証マザーズに上場医療ヘルスケア領域のIT企業として
現在人材・クラウド・オンライン診療医療現場の課題に沿って事業を配置

Chapter 02背景医療に、​外から入ることの難しさ

医療は、専門用語、資格、診療報酬、法規制のすべてが独自です。外から来た人が、数年で理解できる領域ではありません。

一方、医療関係者だけでは事業として成立させにくい。資金調達、組織づくり、収益設計。両方の言語を話せる体制が要ります。

専門領域の事業は、専門家と事業家が対等に組めるかで決まる。どちらかが従属すると、現場に合わないか、事業にならないかのどちらかになる。専門領域での創業

ホンダの本田宗一郎と藤沢武夫、Ubieの医師とエンジニア。同じ構造です。

Chapter 03構造人材事業が、収益を支える

メドレーの収益の中心は、医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」です。オンライン診療や電子カルテといった事業は、その収益に支えられて開発されています。

これは偶然ではありません。人材事業は立ち上がりが速く、収益化しやすい。医療機関は常に人手不足で、採用に費用を払う用意があります。

エス・エム・エス、プレックス、ビジョナル。人材を入口にして業界に入り、そこから別の事業へ進む型が、ここにもあります。

Chapter 04制度オンライン診療が​動いた理由

オンライン診療は、技術的には以前から可能でした。動かなかったのは制度が認めていなかったからです。

時期制度の状況事業への影響
〜2015年遠隔診療は例外的な扱い事業として成立しにくい
2018年オンライン診療料が新設診療報酬がつき事業化が進む
2020年〜コロナ禍で特例的に緩和利用が一気に拡大

規制産業では、制度が事業の速度を決めます。技術よりも、制度の動きを読むことが重要になる領域です。

Chapter 05現在地医療の課題に、事業を並べる

人材、電子カルテ、オンライン診療、医療情報。一見ばらばらですが、医療現場が困っていることに沿って並んでいます。

人が足りない、記録が煩雑、通院が負担、情報が信頼できない。課題から事業を配置するという設計は、技術から事業を考える会社とは順序が逆です。

For Agentsこの物語を、面談でどう使うか
医療・ヘルスケア領域の候補者を支援するとき

規制と制度が事業の速度を決める領域です。技術力だけでなく、制度の動きを読む力が求められることを伝えてください。

専門領域への転職を考える候補者に

専門家と事業家が対等に組めているかが、その会社が現場に合うものを作れるかを左右します。経営体制を見る視点になります。

自社の新規事業を考えるとき

人材事業は立ち上がりが速く収益化しやすいため、他の事業を支える柱になり得ます。順序として先に置く選択があります。

KEY POINTS
この記事のポイント
1背景医療に、外から入ることの難しさ医療は、専門用語、資格、診療報酬、法規制のすべてが独自です。外から来た人が、数年で理解できる領域ではありません 。
2構造人材事業が、収益を支えるメドレーの収益の中心は、医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」です。オンライン診療や電子カルテといった事業は、 その収益に支えられて開発されています 。
3制度オンライン診療が動いた理由オンライン診療は、技術的には以前から可能でした。動かなかったのは 制度が認めていなかった からです。

この記事の情報源

  • 各社の有価証券報告書・適時開示(沿革、業績、資本構成など)
  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。

よくある質問

Q
メドレーはどのような会社ですか?
A
2009年設立の医療ヘルスケア領域のIT企業です。医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」、オンライン診療、電子カルテなどを展開しています。
Q
なぜ医師と経営者の二人代表なのですか?
A
医療は専門性と規制が独自で外から来た人だけでは理解できず、医療関係者だけでは事業化しにくいためです。両方の言語を話せる体制が必要になります。
Q
メドレーの収益の柱は何ですか?
A
医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」です。人材事業は立ち上がりが速く収益化しやすいため、他の事業の開発を支えています。
Q
オンライン診療はなぜ広がったのですか?
A
技術ではなく制度の問題でした。2018年の診療報酬新設とコロナ禍の特例的な緩和によって利用が一気に拡大しました。
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本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.20
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