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Founding Story

サイバーエージェントの​創業​ストーリー創業者​・​藤田晋、​24​歳が​「21​世紀を​代表する会社を​創る」​と​言った日

創業ストーリー 2026.09.07
この記事の要点

1998年3月18日、24歳の藤田晋がサイバーエージェントを創業しました。掲げたビジョンは「21世紀を代表する会社を創る」。創業2年で史上最年少上場を果たした直後にネットバブルが崩壊し、株価は暴落。そこからの再起の物語が、今日の同社を形づくっています。

※本記事は当該企業の公式サイト(沿革・創業ストーリー)、有価証券報告書、Wikipedia日本語版・英語版、経営者インタビュー記事等の公開情報をもとに編集部が構成しました(2026年9月時点)。年次は資料により差異がある項目があり、複数の出典で確認できた年を採用しています。

  • 創業は1998年3月18日(サイバーの日)、藤田晋24歳。人材サービスのインテリジェンス出身で、営業経験を武器にネット広告代理業から始めた。
  • 2000年、26歳で史上最年少の東証マザーズ上場。しかし直後にネットバブルが崩壊し、厳しい時期を迎える。
  • Amebaへの長期投資と、のちのAbemaTVへの挑戦。単年の利益より長期の事業創造を選ぶ姿勢が、ビジョンの実践になっている。
Founded1998年
Founder藤田晋
Categoryインターネット・EC
この記事は創業ストーリーのシリーズです。

Chapter 01人材会社の​営業マンが、​ネット企業を​作るまで

藤田晋は1973年、福井県生まれ。1997年に青山学院大学経営学部を卒業し、人材サービス企業のインテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社します。営業として働きながら独立を志し、翌年には会社を辞めていました。

1998年3月18日。後に「サイバーの日」と呼ばれるこの日、24歳の藤田は株式会社サイバーエージェントを設立します。最初の事業はインターネット広告の代理業。当時のインターネット広告市場はまだ小さく、営業力で顧客を開拓していく地道な立ち上げでした。

創業時から掲げたビジョンが「21世紀を代表する会社を創る」。24歳の起業家が掲げるには大きすぎる言葉ですが、これは今日まで一度も変わっていません。

Chapter 02史上最年少上場、その直後の暴落

2000年、藤田は26歳で東証マザーズへの上場を果たします。当時の史上最年少社長としてメディアの注目を集めました。

しかしその直後、ネットバブルが崩壊します。ネット企業の株価は軒並み暴落し、同社も例外ではありませんでした。「上場ゴール」という言葉が揶揄として使われる時代に、上場後こそが本当の勝負であることを、同社は身をもって経験することになります。

この時期の経験が、後の経営姿勢を決めました。短期の株価や単年の利益ではなく、長期で事業を育てるという判断軸です。

1998

サイバーエージェントを創業

インテリジェンスを退職した24歳の藤田晋が、3月18日に設立しました。インターネット広告の代理業からの出発です。

2000

東証マザーズに上場

26歳で当時の史上最年少社長として上場を果たしましたが、直後にネットバブルが崩壊しました。

2004

Amebaブログのサービスを開始

メディア事業への長期投資が始まり、後の収益の柱となります。

2009

ソーシャルゲーム事業が伸長

スマートフォンの普及に合わせてゲーム事業を拡大しました。

2015

AbemaTVを設立

テレビ朝日との共同出資で、インターネットテレビという新市場に挑みました。

2020

AI事業本部などへ投資を拡大

広告・ゲーム・メディアの三本柱に加え、技術投資を強めています。

2025

従業員8,150人規模に

20〜30代が全体の約75%を占める組織へ成長しました(2025年9月末時点・連結)。

サイバーエージェントの主な沿革

Chapter 03Ameba、そしてAbemaへ赤字を許容する長期投資

2004年に始まったAmebaブログは、長く先行投資の続く事業でした。広告事業で稼いだ利益をメディアに投じ続ける判断は、当時から社内外で議論を呼びます。しかし結果として、同社は広告代理店から「メディアを持つ会社」へと姿を変えました。

2015年にはテレビ朝日との共同出資でAbemaTV(現ABEMA)を設立。インターネットテレビという未開拓の市場に、数百億円規模の投資を続けました。単年の利益を犠牲にしてでも新しい事業を育てる。これが「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンの実践です。

Founder's Words

「21世紀を代表する会社を創る」

藤田晋

1998年の創業時から一度も変えていないビジョンです。24歳の起業家が掲げるには大きすぎる言葉でしたが、AmebaやABEMAへの長期投資は、この一文を判断基準にした結果として説明できます。

Chapter 04エージェントがこの​物語から読み取るべきこと

候補者にサイバーエージェントを語るとき、「ネット広告とゲームの会社」という説明では足りません。この会社の本質は「若手に賭ける」文化にあり、それは24歳で創業した経営者自身の原体験に根ざしています。

「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを」「年功序列は禁止」といった同社の言葉は、標語ではなく人員構成に表れています。20〜30代が全体の約75%、平均年齢34.6歳(2025年9月末時点)。若手の抜擢が制度ではなく実態であることを、数字で示せる会社です。詳細はサイバーエージェントの企業ページをご覧ください。

KEY POINTS
この記事のポイント
1人材会社の営業マンが、ネット企業を作るまで藤田晋 は1973年、福井県生まれ。人数や時間が限られるほど、やらないことを決めることが成果を左右します。担当数を絞る判断はここに当たります。
2史上最年少上場、その直後の暴落2000年、藤田は26歳で東証マザーズへの上場を果たします。チームの成果は、能力の合計ではなく役割の噛み合い方で決まります。同じ強みの人だけを集めない設計が要ります。
3Ameba、そしてAbemaへ赤字を許容する2004年に始まったAmebaブログは、長く先行投資の続く事業でした。担当する領域は、規模ではなく困っている度合いで選ぶと、同じ労力で結果が変わります。

よくある質問

Q
サイバーエージェントの創業日はいつですか?
A
1998年3月18日です。社内では「サイバーの日」と呼ばれています。創業者の藤田晋は当時24歳でした。
Q
藤田晋はどこの出身企業ですか?
A
人材サービス企業のインテリジェンス(現パーソルキャリア)です。1997年に青山学院大学を卒業して入社し、翌1998年にサイバーエージェントを創業しました。
Q
「21世紀を代表する会社を創る」とは?
A
創業時から掲げているビジョンで、今日まで変わっていません。AmebaやABEMAへの長期投資は、単年の利益より事業創造を優先するこのビジョンの実践とされています。
まとめ

サイバーエージェントは1998年、人材会社を辞めた24歳の藤田晋が「21世紀を代表する会社を創る」と掲げて創業した。2000年に史上最年少で上場した直後のネットバブル崩壊を経験し、そこから短期の利益ではなく長期の事業創造を選ぶ経営姿勢が生まれた。AmebaとABEMAへの投資は、そのビジョンの実践である。

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この記事の情報源

  • 各社の有価証券報告書・適時開示(沿革、業績、資本構成など)
  • 企業の公式サイト(沿革、会社概要、代表メッセージ)
  • 創業者・経営者が登場した公開インタビューおよび寄稿
  • 新聞・経済メディアの報道
確かめられていないこと創業当時の社内の詳しい経緯や、公表されていない数値については、一次資料で裏づけられないため記載していません。本文中の「〜と語られる」「〜とされる」という表現は、関係者の証言や報道にもとづくもので、公式に確認されたものではありません。
記事中の数値は、各時点で公表されていたものです。最新の状況は各社の開示をご確認ください。本サイトの方針は免責事項およびポリシーに記載しています。
本記事は編集部の支援実務の経験に基づく見解です。個別の状況により最適な進め方は異なります。
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執筆・編集: THE AGENT 編集部
運営: 株式会社Sync Ascent(事業立ち上げ・採用コンサルティング)。数千名規模のキャリア支援と人材紹介事業立ち上げの実務経験に基づき、現場で使える情報だけをお届けします。|最終更新: 2026.09.05
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